手足口病|わかばこどもクリニック|川崎市中原区の小児科

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エクセレントビュー元住吉 1F

手足口病 HAND-FOOT-AND-MOUTH-DISEASE

手足口病についてご相談ください

川崎市中原区のわかばこどもクリニックでは、赤ちゃんや子どもの手足口病についてご相談いただけます。 「手や足に赤いぶつぶつが出てきた」「口の中が痛そうで食べられない」「保育園で手足口病が流行している」など、お子さまの症状が気になっていませんか? 手足口病は乳幼児を中心に多く見られる感染症です。多くは数日で回復しますが、口の中の痛みによって水分を取れなくなったり、まれに合併症を起こしたりすることがあります。「この程度でも小児科を受診してよいのかな」と迷う場合も、どうぞご相談ください。

手足口病とは

手足口病は、主にコクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどによって起こる感染症です。病名のとおり、手のひら、足の裏や甲、口の中などに小さな水疱や赤い発疹が現れます。おしり、ひざ、ひじなどに発疹が広がる場合もあります。 患者の多くは乳幼児で、例年は夏に流行しやすい傾向がありますが、季節を問わず発生することもあります。感染してから症状が現れるまでの期間は、一般に3~5日程度です。 多くの場合は軽症で自然に回復しますが、口の中の水疱や潰瘍が痛むと、飲食が難しくなり脱水症につながることがあります。また、頻度は高くありませんが、髄膜炎や脳炎などの合併症を起こす可能性もあるため、発症後は全身状態をよく観察することが大切です。

このような場合はご相談ください

このような場合はご相談ください

  • 手のひら、足の裏、口の中などに水疱や赤い発疹がある
  • 口の中を痛がり、食事や水分を十分に取れない
  • 発熱が続いている、または元気がなく機嫌が悪い
  • 保育園や幼稚園で手足口病が流行し、似た症状が現れた
  • 手足口病か、ほかの発疹を伴う病気か判断できない

症状

手や足に赤いぶつぶつ・水疱が現れます

手のひら、手の甲、足の裏、足の甲などに、数ミリ程度の赤い発疹や水疱が現れます。ひじ、ひざ、おしり、腕や脚などに広がることもあり、原因となるウイルスによって発疹の場所や大きさは異なります。 一般には強いかゆみを伴わないことが多いものの、痛みやかゆみを訴える子どももいます。発疹の見た目だけでは、水ぼうそうやとびひ等との区別が難しい場合があります。

口内炎のような水疱で食事を嫌がります

舌、歯ぐき、頬の内側などに水疱や潰瘍ができ、痛みを伴うことがあります。赤ちゃんでは「ミルクを飲まない」「よだれが増える」、幼児では「食べ物や飲み物を嫌がる」といった様子から気づくこともあります。 酸味や塩味の強い食品、熱い食事は刺激になりやすく、口の痛みを強く感じる場合があります。飲水量や尿の回数が減っていないか確認しましょう。

発熱やだるさを伴うことがあります

発熱はみられないこともありますが、発疹の前後に熱が出る場合があります。通常は高熱が長く続く病気ではありません。高熱が続く、ぐったりしている、繰り返し吐く、頭を強く痛がるなど、一般的な経過と異なる症状がある場合は早めの受診が必要です。

原因

エンテロウイルスによる感染症です

手足口病は、コクサッキーウイルスA6・A16、エンテロウイルス71など、複数のウイルスによって起こります。一度かかっても、別の種類のウイルスに感染して再び発症することがあります。 抗菌薬は細菌に対する薬であり、ウイルスが原因の手足口病には通常、効果がありません。

飛沫感染や接触感染で広がります

感染した人のせきやくしゃみのしぶきを吸い込む飛沫感染のほか、唾液、鼻水、水疱の内容物などが付着した手や物を介する接触感染によって広がります。 乳幼児はおもちゃを口に入れたり、子ども同士で触れ合ったりする機会が多いため、保育園や幼稚園などで流行しやすい感染症です。

回復後も便からウイルスが排出されます

症状が治まった後も、便の中には比較的長い期間ウイルスが排出されることがあります。特におむつ交換やトイレの介助後は、石けんと流水で丁寧に手を洗うことが大切です。 症状のない感染者から広がることもあるため、発疹が完全に消えるまで休むだけでは感染をすべて防げません。

日常生活での注意点

口にしみない飲み物や食事を少量ずつ与えましょう

水や麦茶など、刺激の少ない飲み物を少量ずつこまめに与えます。食事は、おかゆ、やわらかいうどん、豆腐、ゼリーなど、薄味でやわらかく、熱すぎないものが食べやすいでしょう。 食事を無理に取らせる必要はありませんが、水分がほとんど取れない場合は脱水症の心配があるため、小児科へご相談ください。

発疹をつぶさず、皮膚を清潔に保ちましょう

水疱を故意につぶしたり、強くこすったりすることは避けてください。入浴は、発熱がなく元気があれば可能ですが、タオルの共用は控えましょう。 皮膚をかき壊して赤く腫れる、膿が出るなどの変化があれば、細菌による二次感染を起こしている可能性があります。

手洗いと排泄物の適切な処理を続けましょう

食事前、トイレの後、おむつ交換後には、家族も石けんと流水で手を洗いましょう。おむつは適切に処分し、タオルやコップの共用も避けます。 症状が改善した後も便からウイルスが排出されるため、日頃から手洗いを続けることが重要です。現在、手足口病を予防するための国内で使用可能なワクチンや予防薬はありません。

治療方法

発疹の状態や全身症状を確認します

診察では、発疹が出ている場所や形、口の中の状態、発熱、食事・水分摂取量、尿の回数などを確認します。多くは症状と経過から診断を検討し、一般的な軽症例では必ずしもウイルス検査を行うわけではありません。 水ぼうそう、ヘルパンギーナ、とびひ等、類似した症状を示す病気との区別も大切です。

痛みや発熱を和らげる治療を行います

手足口病の原因ウイルスそのものを治す特別な薬はなく、症状に応じた治療が中心です。発熱や口の痛みが強い場合は、お子さまの年齢や状態に合わせて解熱鎮痛薬などを検討します。 自己判断で大人用の薬や、以前処方された薬を使用せず、医師の指示に従ってください。

脱水や合併症の有無を慎重に判断します

水分を取れず脱水症が疑われる場合や、神経症状などを伴う場合は、より詳しい検査や点滴治療が必要になることがあります。専門的な検査や入院治療が必要と判断される場合には、適切な医療機関と連携して対応を検討します。

受診の目安

ご家庭で少し様子を見てもよいケース

発疹があっても元気があり、水分を普段どおり取れていて、尿も出ている場合は、ご家庭で様子を見られることがあります。口にしみにくい飲食物を少量ずつ与え、発熱や全身状態の変化を確認してください。 ただし、発疹だけで手足口病と判断することは難しいため、症状が広がる場合や診断に迷う場合は小児科へご相談ください。

早めに小児科へ相談した方がよいケース

水分を取りにくい、尿が明らかに少ない、口の中の痛みが強い、発熱が長引く、ぐったりしている場合は、早めの受診をおすすめします。赤ちゃんは脱水症が進みやすいため、飲水量やおむつの濡れる回数を確認しましょう。 呼びかけへの反応が悪い、繰り返し吐く、強い頭痛がある、視線が合いにくい、ふらつく、けいれんする、呼吸が苦しそうといった症状がある場合は、まれな髄膜炎や脳炎なども考慮する必要があります。夜間・休日であっても、救急相談や救急受診を検討してください。手足口病は多くが数日で回復しますが、まれに中枢神経系の合併症を伴うことが報告されています。

川崎市中原区・周辺地域で子どもの手足口病にお悩みの方へ

川崎市中原区や元住吉周辺をはじめ、川崎市幸区・高津区・横浜市港北区などにお住まいで、お子さまの手足や口の中の発疹が気になる方は、わかばこどもクリニックへご相談ください。 子どもの症状は一見軽く見えても、水分が取れているか、普段どおりの反応があるかなど、経過を確認することが大切です。当院では、お子さまの年齢や発疹の状態、全身症状に合わせて診察し、必要な治療や過ごし方を検討します。受診すべきか迷う場合も、抱え込まずにご相談ください。

よくあるご質問

Q

手足口病は小児科に相談してよいですか?

A

はい。手足口病は乳幼児や子どもに多い感染症であり、小児科でご相談いただけます。発疹の原因がわからない場合や、口の痛みで飲食が難しい場合は受診をご検討ください。

Q

手足口病になったら保育園や学校は休む必要がありますか?

A

手足口病には、法律で一律に定められた出席停止期間はありません。一般的な登園の目安は、発熱がなく、口の中の症状による食事への影響がなく、普段どおり集団生活を送れることです。発疹が残っていても登園できる場合がありますが、園や学校独自の決まりも確認してください。

Q

口が痛くて食べないときは、どうすればよいですか?

A

食事は無理に進めず、冷ましたおかゆ、豆腐、ゼリーなど、やわらかく刺激の少ないものを試しましょう。水分も取れない、半日近く尿が出ない、唇や口の中が乾いている場合は、脱水症が疑われるため早めに受診してください。

Q

発熱したとき、市販の解熱剤を使ってもよいですか?

A

子どもの年齢や体重に適した薬であるか確認が必要です。大人用の薬や、ほかの家族に処方された薬は使用しないでください。使用する薬や量に迷う場合は、小児科や薬剤師へご相談ください。

Q

手足口病は何度も繰り返しますか?

A

原因となるウイルスには複数の種類があるため、一度かかった後でも別のウイルスによって再び手足口病を発症することがあります。回復後も手洗いを続け、タオルの共用を避けるなど、家庭内での感染対策を行いましょう。

監修医情報

医師 宮沢 啓貴

わかばこどもクリニック院長の宮沢 啓貴(みやざわ ひろたか)です。私はこれまで、薬剤師として約10年間、小児の調剤・製剤業務に携わるとともに、研究所にて食物アレルギーなどの研究にも従事してまいりました。 その後、より深く小児医療に関わりたいという想いから医学の道を志し、医師となってからは小児科一般診療をはじめ、主にアレルギー診療に携わってきました。 当院では、前院長より受け継いだ「家族にやさしい医療」を大切にしながら、お子さま一人ひとりに寄り添った丁寧な診療を心がけています。また、薬剤師として培った薬の知識も活かし、お薬の選択や使い方についてもわかりやすくご説明いたします。 お子さまの成長や健康について、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

資格・所属学会
  • 日本専門医機構認定 小児科専門医
  • 日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医
  • 薬剤師
  • 日本小児科学会
  • 日本小児アレルギー学会
  • 日本小児臨床アレルギー学会
  • 日本東洋医学会
  • 日本小児東洋医学会
  • 日本小児心身医学会