ひょうそ|わかばこどもクリニック|川崎市中原区の小児科

〒211-0024
神奈川県川崎市中原区西加瀬17-8
エクセレントビュー元住吉 1F

ひょうそ PARONYCHIA

ひょうそについてご相談ください

川崎市中原区のわかばこどもクリニックでは、子どものひょうそについてご相談いただけます。 「爪の周りが赤く腫れている」「指先を触ると痛がる」「爪の横に膿のようなものが見える」など、お子さまの指先に気になる症状はありませんか? ひょうそは、ささくれや小さな傷から細菌が入り、指先や爪の周囲に炎症を起こす病気です。軽い赤みに見えても、短期間で腫れや痛みが強くなることがあります。「この程度で小児科を受診してよいのかな」と迷う場合も、症状が悪化する前にご相談ください。

ひょうそとは

ひょうそは、指先や爪の周囲に起こる感染症です。一般には、爪の周りに炎症が起こる「爪周囲炎・爪囲炎」も含めて、ひょうそと呼ばれることがあります。厳密には、感染が指先の腹側の深い部分まで及んだ状態を「ひょうそ」と呼びます。 爪の周囲にできた小さな傷から細菌が入り込むと、赤みや腫れ、熱感、ズキズキする痛みが現れます。進行すると膿がたまり、指先全体が腫れることもあります。 赤ちゃんや乳幼児では指しゃぶり、小学生では爪をかむ癖やささくれをむく行為などがきっかけになることがあります。足の指では、深爪や爪の角が皮膚に食い込むことが原因になる場合もあります。 多くは適切な治療により改善しますが、まれに感染が腱や骨などへ広がることがあります。膿がたまっている場合には処置が必要になることもあるため、自己判断で膿を出そうとせず、医療機関を受診しましょう。

このような場合はご相談ください

このような場合はご相談ください

  • 爪の周りや指先が赤く腫れている
  • 指先を触ると痛がる、ズキズキすると訴える
  • 爪の横や下に黄色・白色の膿が見える
  • 腫れや赤みが少しずつ広がっている
  • ひょうそを繰り返している、爪が変形してきた

症状

爪の周りが赤く腫れて痛む

初めは爪の縁の一部分が赤くなり、軽く腫れる程度ですが、炎症が進むと触れただけでも痛がるようになります。患部に熱を持ち、指を曲げたり、物をつかんだりしたときに痛みを感じることもあります。 赤ちゃんでは痛みを言葉で伝えられないため、指を触られると泣く、片方の手を使いたがらないといった様子が手がかりになります。

爪の横や指先に膿がたまる

感染が進むと、爪の横や爪の下に黄色または白色の膿が見えることがあります。膿がたまって皮膚の内側の圧力が高くなると、脈を打つような強い痛みが現れます。 自宅で針を刺したり、強く押したりすると感染を広げるおそれがあるため、無理に膿を出してはいけません。

指先全体の腫れや発熱

炎症が広がると、指先全体が赤く腫れたり、指を動かしにくくなったりします。腕や足に向かって赤い筋が伸びる、発熱する、元気がなくなるといった症状を伴うこともあります。この場合は早めの受診が必要です。 なお、ピリピリした痛みを伴う小さな水ぶくれが集まっている場合は、細菌性ではなく「ヘルペス性ひょうそ」の可能性があります。治療方法が異なるため、つぶさずに診察を受けてください。

原因

ささくれや深爪などの小さな傷

ひょうそは、ささくれ、深爪、手荒れ、擦り傷などから細菌が入り込むことで起こります。主な原因菌は、皮膚などに存在する黄色ブドウ球菌やレンサ球菌です。 目立つ傷がなくても、爪と皮膚の境目にできた小さな傷から感染することがあります。

指しゃぶりや爪をかむ癖

指しゃぶりや爪をかむ癖、ささくれをむく行為は、爪の周囲の皮膚を傷つける原因になります。口の中の細菌が傷口に付着することもあるため、赤ちゃんや乳幼児では特に注意が必要です。 ただし、癖を強く叱るとお子さまが不安を感じることがあります。年齢に合わせ、少しずつ別の行動へ促しましょう。

巻き爪や水仕事による皮膚の傷み

足の指では、爪の角が皮膚に食い込む巻き爪・陥入爪がきっかけになることがあります。また、頻繁な手洗いや水仕事、汗や蒸れなどで爪の周囲の皮膚が傷むと、感染しやすくなります。 症状を何度も繰り返す場合には、湿疹や爪の形、指しゃぶりなど、背景にある原因を確認することが大切です。

日常生活での注意点

患部を清潔にして刺激を避ける

患部は石けんと流水でやさしく洗い、水分を丁寧に拭き取ります。汚れや浸出液がある場合は、清潔なガーゼなどで保護してください。 市販薬を自己判断で重ね塗りしたり、膿を押し出したりすることは避けましょう。

爪は深く切りすぎない

爪は深爪にせず、指先と同じくらいの長さを目安に整えます。ささくれは引っ張らず、清潔な爪切りなどで根元から切りましょう。手荒れがある場合は、保湿剤で皮膚を守ることも予防につながります。

保育園や学校では患部を保護する

ひょうそだけを理由に、必ず保育園・幼稚園・学校を休む必要があるとは限りません。発熱がなく元気で、患部を清潔に覆える場合は、登園・登校できることが一般的です。 ただし、膿や浸出液が出ている場合は、ほかの子どもとタオルを共用せず、プールや水遊びは控えましょう。施設ごとの決まりも確認してください。

治療方法

指先や爪の状態を診察します

診察では、赤みや腫れの範囲、痛み、膿の有無、指の動かしにくさなどを確認します。ささくれや深爪、指しゃぶり、爪をかむ癖がないかも伺います。 水ぶくれがある場合は、ヘルペス性ひょうそなど、治療方法の異なる病気との見分けも大切です。

症状に合わせて薬を検討します

細菌感染の程度に応じて、抗菌薬の塗り薬や飲み薬などを検討します。薬が処方された場合は、症状が軽くなっても自己判断で中止せず、医師から指示された方法と期間を守って使用してください。 薬の種類や使用期間は、お子さまの年齢、アレルギー歴、症状の広がりなどを踏まえて判断します。

膿がたまっている場合の対応

膿がたまっている場合は、切開して膿を外へ出す処置が必要になることがあります。爪の下まで膿が広がっている場合や、指の深い部分への感染が疑われる場合には、皮膚科や整形外科などの専門医療機関をご案内することがあります。 感染が治まった後も、爪が一時的にでこぼこしたり、変色したりする場合があります。爪の生え替わりには時間がかかるため、経過を確認します。

受診の目安

ご家庭で少し様子を見てもよいケース

爪の周りにごく軽い赤みがあるものの、腫れや痛み、膿がなく、お子さまが普段どおり過ごせている場合は、患部を清潔に保ちながら短期間経過を見られることがあります。 ただし、赤みが続く、痛みが出てくる、翌日以降に悪化するといった場合は小児科へご相談ください。

早めに小児科へ相談した方がよいケース

爪の周りが腫れて痛む、膿が見える、ズキズキする、指を動かしにくい場合は、早めの受診をおすすめします。乳幼児で指先を触ると激しく泣く場合や、ひょうそを繰り返す場合もご相談ください。 高熱がある、赤みや腫れが急速に広がる、腕や足に赤い筋が伸びる、ぐったりしている、指が強く腫れて動かせない場合は、感染が広がっている可能性があります。診療時間外であれば、夜間・休日の救急相談や救急受診も検討してください。

川崎市中原区・周辺地域で子どものひょうそにお悩みの方へ

川崎市中原区や元住吉周辺で、お子さまの爪の周りの腫れ、指先の痛み、膿などが気になる場合は、わかばこどもクリニックへご相談ください。軽く見える症状でも、時間とともに感染が広がることがあるため、経過を確認することが大切です。 川崎市幸区・高津区・横浜市港北区など、周辺地域にお住まいの保護者の方からもご相談いただけます。お子さまの年齢や症状に合わせて診察し、必要な治療や受診先を検討します。「ひょうそは何科を受診すればよいかわからない」という場合も、抱え込まずにご相談ください。

よくあるご質問

Q

子どものひょうそは小児科に相談してもよいですか?

A

はい、ご相談いただけます。爪の周りの赤みや腫れ、痛み、膿の有無を確認し、症状に応じた治療を検討します。専門的な処置が必要な場合は、適切な診療科への受診をご案内することがあります。

Q

膿が見えますが、自宅で出してもよいですか?

A

針を刺したり、爪切りで皮膚を切ったり、強く押したりしないでください。感染が深部へ広がる可能性があります。膿が見える場合は、医療機関を受診しましょう。

Q

ひょうそで保育園や学校を休む必要はありますか?

A

発熱がなく元気で、患部を清潔なガーゼなどで覆える場合は、必ずしも休む必要はありません。ただし、膿が出ている場合や痛みが強い場合は受診し、プールや水遊びは控えてください。

Q

処方された抗菌薬は、治ったように見えたらやめてもよいですか?

A

自己判断で中止すると、感染が残ったり再び悪化したりする可能性があります。塗り薬や飲み薬は、医師から説明された方法と期間を守って使用してください。

Q

ひょうそを何度も繰り返すのはなぜですか?

A

深爪、ささくれ、指しゃぶり、爪をかむ癖、手荒れ、巻き爪などが関係していることがあります。繰り返す場合は、感染の治療に加えて背景にある原因を確認し、予防方法を一緒に検討します。

監修医情報

医師 宮沢 啓貴

わかばこどもクリニック院長の宮沢 啓貴(みやざわ ひろたか)です。私はこれまで、薬剤師として約10年間、小児の調剤・製剤業務に携わるとともに、研究所にて食物アレルギーなどの研究にも従事してまいりました。 その後、より深く小児医療に関わりたいという想いから医学の道を志し、医師となってからは小児科一般診療をはじめ、主にアレルギー診療に携わってきました。 当院では、前院長より受け継いだ「家族にやさしい医療」を大切にしながら、お子さま一人ひとりに寄り添った丁寧な診療を心がけています。また、薬剤師として培った薬の知識も活かし、お薬の選択や使い方についてもわかりやすくご説明いたします。 お子さまの成長や健康について、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

資格・所属学会
  • 日本専門医機構認定 小児科専門医
  • 日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医
  • 薬剤師
  • 日本小児科学会
  • 日本小児アレルギー学会
  • 日本小児臨床アレルギー学会
  • 日本東洋医学会
  • 日本小児東洋医学会
  • 日本小児心身医学会