風しん|わかばこどもクリニック|川崎市中原区の小児科

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神奈川県川崎市中原区西加瀬17-8
エクセレントビュー元住吉 1F

風しん RUBELLA

風しんについてご相談ください

川崎市中原区のわかばこどもクリニックでは、赤ちゃんや子どもの風しんについてご相談いただけます。 「顔や体に赤い発疹が出てきた」「耳の後ろや首にしこりがある」「風しんの患者と接触したかもしれない」「MRワクチンを2回接種できているかわからない」など、お子さまの症状や予防接種歴が気になっていませんか? 風しんは発熱、発疹、リンパ節の腫れを特徴とする感染症ですが、症状だけでほかの病気と見分けることは困難です。また、妊婦へ感染すると胎児に影響を及ぼす可能性があります。風しんが疑われる場合は、そのまま来院せず、事前に医療機関へ電話でご連絡ください。

風しんとは

風しんは、風しんウイルスによって起こる感染症で、「三日はしか」と呼ばれることもあります。感染から2~3週間ほどの潜伏期間を経て、発熱、赤い発疹、耳の後ろや首のリンパ節の腫れなどが現れます。 一般的には麻疹(はしか)より症状が軽く、数日で回復することが多い病気です。ただし、感染しても目立った症状が現れない「不顕性感染」もあり、知らないうちに周囲へ感染を広げる可能性があります。 まれに血小板減少性紫斑病や脳炎などを合併することもあります。さらに、風しんへの免疫が不十分な女性が妊娠初期、特に妊娠20週頃までに感染すると、生まれてくる赤ちゃんに難聴、先天性心疾患、白内障などを伴う「先天性風しん症候群」が起こる可能性があります。

このような場合はご相談ください

このような場合はご相談ください

  • 顔や首から始まる赤い発疹が全身へ広がっている
  • 発熱とともに、耳の後ろや首のリンパ節が腫れている
  • 風しんと診断された人と接触した可能性がある
  • MRワクチンが未接種、1回のみ、または接種歴がわからない
  • お子さまに発疹や発熱があり、家族や接触者に妊婦がいる

症状

顔や首から全身へ赤い発疹が広がる

細かな赤い発疹が顔や首に現れ、その後、胸やおなか、背中、手足へ広がることがあります。発疹は通常3日ほどで薄くなることが多いため、風しんは「三日はしか」とも呼ばれます。 ただし、発疹の現れ方や続く期間には個人差があります。麻疹、突発性発疹、りんご病、薬による発疹などでも似た症状が見られるため、発疹だけで風しんと判断することはできません。

微熱から発熱、咳や目の充血が見られる

発疹と前後して発熱することがあります。子どもでは比較的軽い発熱で済む場合や、熱が出ない場合もあります。このほか、軽い咳、鼻水、目の充血などが見られることもあります。

耳の後ろや首のリンパ節が腫れる

風しんでは、耳の後ろ、後頭部、首などのリンパ節が腫れることがあります。触ると小さなしこりのように感じ、押すと痛がる場合もあります。リンパ節の腫れは、発疹が消えた後もしばらく続くことがあります。 強い頭痛、繰り返す嘔吐、意識がぼんやりする、けいれん、出血しやすいなどの症状がある場合は、合併症の可能性も考えて速やかな受診が必要です。

原因

風しんウイルスへの感染

風しんの原因は、風しんウイルスへの感染です。潜伏期間は一般に2~3週間、平均16~18日程度とされています。 風しんの免疫がない方や不十分な方は感染する可能性があります。感染歴を記憶だけで判断するのは難しいため、予防接種については母子健康手帳などの記録を確認しましょう。

咳やくしゃみのしぶきから感染する

風しんウイルスは、感染者の咳やくしゃみに含まれるしぶきによる飛沫感染や、ウイルスが付着した手などを介する接触感染によって広がります。 発疹が現れる約1週間前から発疹出現後1週間頃まで、周囲へ感染させる可能性があります。発疹が出る前や症状がない場合でも感染が広がることがあるため、手洗いだけで完全に予防することは困難です。

MRワクチンを必要な回数接種していない

風しんの予防には、MRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン)の接種が重要です。日本の定期接種では、1歳時の第1期と、小学校入学前1年間の第2期に接種します。 接種対象年齢になっても未接種の場合や、接種歴がわからない場合は、母子健康手帳をご確認のうえ小児科へご相談ください。年齢や健康状態、これまでの接種歴などに応じて接種時期を判断します。

日常生活での注意点

風しんが疑われる場合は受診前に電話する

発熱、発疹、リンパ節の腫れがあり、風しん患者との接触歴がある場合は、そのまま待合室へ入らず、事前に医療機関へ電話してください。受診方法や時間について案内を受けましょう。 特に妊婦や妊娠の可能性がある方との接触を避けることが重要です。同居家族に妊婦がいる場合は、そのことも電話で医療機関へ伝えてください。

水分補給と休養を心がける

発熱しているときは、母乳、ミルク、湯冷まし、経口補水液などを少量ずつこまめに与えます。食欲がなくても、水分が取れていれば食事を無理に勧める必要はありません。 おしっこが明らかに少ない、口の中が乾く、ぐったりしているなど、脱水が疑われる場合は早めに小児科へ相談してください。

発疹が消えるまで登園・登校を控える

風しんは学校保健安全法における第二種感染症です。原則として、発疹が消失するまで保育園、幼稚園、学校へ行くことはできません。 発疹が薄くなったかをご家庭だけで判断せず、医師や園・学校へ確認しましょう。施設によっては、登園・登校時に所定の書類が必要となる場合があります。

治療方法

症状・接触歴・予防接種歴を確認する

発疹が現れた時期や広がり方、発熱、リンパ節の腫れ、風しん患者との接触、MRワクチンの接種歴などを確認します。家族に妊婦がいるかどうかも診療上の重要な情報です。 風しんは、症状だけではほかの発疹性疾患と区別できないことがあります。疑われる場合には、行政機関と連携し、血液検査やPCR検査など、状況に応じた検査が検討されます。

水分補給や解熱薬による対症療法

風しんウイルスそのものに対する一般的な特効薬はなく、治療は休養、水分補給、必要に応じた解熱鎮痛薬など、症状を和らげる対症療法が中心です。 抗菌薬は風しんウイルスには効果がありません。手元に残っている薬や市販薬を自己判断で使用せず、お子さまの年齢や体重、症状に合った薬を医師の指示に従って使用してください。

合併症が疑われる場合は適切な医療機関と連携する

多くの子どもは大きな問題なく回復しますが、まれに血小板減少性紫斑病や脳炎などを合併することがあります。 紫色の斑点や出血、意識障害、けいれんなどが見られ、専門的な検査や治療が必要と判断した場合には、対応可能な医療機関と連携します。

受診の目安

ご家庭で少し様子を見てもよいケース

風しん患者との明らかな接触がなく、軽い発疹のみで、水分が取れ、呼吸や顔色に問題がなく、普段に近い様子で過ごせている場合は、経過を観察できることがあります。 ただし、発疹の原因をご家庭で見分けるのは困難です。発疹が広がる、発熱やリンパ節の腫れを伴う、MRワクチンの接種歴が不明などの場合は、小児科へご相談ください。

早めに小児科へ相談した方がよいケース

次のような場合は、来院する前に医療機関へ電話で相談してください。 ・発疹、発熱、耳の後ろや首のリンパ節の腫れがある ・風しん患者と接触した可能性がある ・お子さまに症状があり、家族や接触者に妊婦がいる ・水分が取れず、おしっこが明らかに少ない ・MRワクチンが未接種、1回のみ、または接種歴が不明 ・紫色の斑点、鼻血などの出血症状がある 呼びかけへの反応が弱い、けいれんを起こした、激しい頭痛や嘔吐を繰り返す、呼吸が苦しそうといった場合は、夜間・休日でも救急要請や救急受診を検討してください。

川崎市中原区・周辺地域で子どもの風しんにお悩みの方へ

川崎市中原区や元住吉周辺をはじめ、川崎市幸区・高津区・横浜市港北区などにお住まいで、お子さまの発疹や発熱、リンパ節の腫れ、MRワクチンの接種歴が気になる方は、わかばこどもクリニックへご相談ください。 子どもの発疹は軽く見えても、現れ方やその後の経過を確認することが大切です。当院では、お子さまの年齢や症状、接触歴、予防接種歴などを確認し、必要な診察や治療を検討します。風しんが疑われる場合は、直接来院せず、まずはお電話で状況をお伝えください。

よくあるご質問

Q

風しんかもしれない場合、そのまま小児科を受診してよいですか?

A

そのまま来院せず、事前に医療機関へ電話してください。発疹や発熱の経過、風しん患者との接触、MRワクチンの接種歴、家族に妊婦がいるかなどを伝え、案内された方法で受診しましょう。

Q

風しんになったら、いつから保育園や学校へ行けますか?

A

原則として、発疹が消失するまで出席停止です。発熱がなく元気でも、発疹が残っている間は登園・登校できません。再開時期は医師や園・学校へ確認してください。

Q

風しんの発疹に塗り薬は必要ですか?

A

風しんによる発疹は、通常、特別な塗り薬を使用しなくても自然に薄くなります。自己判断で薬を塗らず、強いかゆみ、水ぶくれ、紫色の斑点などがある場合は診察を受けましょう。

Q

家族に妊婦がいる場合はどうすればよいですか?

A

お子さまに風しんが疑われる症状がある場合は、妊婦との接触をできるだけ避け、医療機関へ電話で相談してください。妊婦本人が接触した可能性がある場合は、症状がなくても、かかりつけの産婦人科へ電話で状況を伝えることが大切です。

Q

MRワクチンを接種していても風しんにかかりますか?

A

ワクチンを接種していても、まれに発症する可能性はあります。ただし、必要な回数の接種は風しんと先天性風しん症候群を防ぐうえで重要です。接種記録が不明な場合は、母子健康手帳をご確認のうえ小児科へご相談ください。

監修医情報

医師 宮沢 啓貴

わかばこどもクリニック院長の宮沢 啓貴(みやざわ ひろたか)です。私はこれまで、薬剤師として約10年間、小児の調剤・製剤業務に携わるとともに、研究所にて食物アレルギーなどの研究にも従事してまいりました。 その後、より深く小児医療に関わりたいという想いから医学の道を志し、医師となってからは小児科一般診療をはじめ、主にアレルギー診療に携わってきました。 当院では、前院長より受け継いだ「家族にやさしい医療」を大切にしながら、お子さま一人ひとりに寄り添った丁寧な診療を心がけています。また、薬剤師として培った薬の知識も活かし、お薬の選択や使い方についてもわかりやすくご説明いたします。 お子さまの成長や健康について、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

資格・所属学会
  • 日本専門医機構認定 小児科専門医
  • 日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医
  • 薬剤師
  • 日本小児科学会
  • 日本小児アレルギー学会
  • 日本小児臨床アレルギー学会
  • 日本東洋医学会
  • 日本小児東洋医学会
  • 日本小児心身医学会