やけど(熱傷)|わかばこどもクリニック|川崎市中原区の小児科

〒211-0024
神奈川県川崎市中原区西加瀬17-8
エクセレントビュー元住吉 1F

やけど(熱傷) BURN

やけどについてご相談ください

川崎市中原区のわかばこどもクリニックでは、子どものやけど(熱傷)についてご相談いただけます。 赤ちゃんや乳幼児は、熱い飲み物をこぼす、炊飯器の蒸気に触れる、暖房器具に手をつくなど、家庭内の身近な場面でやけどをすることがあります。 「赤くなっただけでも受診した方がよい?」「水ぶくれは小児科に相談してよいの?」「すぐに冷やしたけれど、このまま様子を見てよいかわからない」と迷う保護者の方も少なくありません。 やけどは受傷直後よりも時間がたってから水ぶくれができたり、皮膚の変化がはっきりしたりすることがあります。まずは速やかに冷やし、範囲や部位、皮膚の状態に応じて医療機関へご相談ください。

やけど(熱傷)とは

やけど(熱傷)とは、熱湯、蒸気、火、熱くなった金属などが皮膚に触れ、皮膚やその下の組織が傷ついた状態です。薬品による化学熱傷や、コンセント・電気コードなどによる電撃傷も含まれます。 やけどの深さは、赤みや痛みが中心のⅠ度、強い痛みや水ぶくれが生じるⅡ度、皮膚の深い部分まで損傷するⅢ度などに分けられます。ただし、受傷直後の見た目だけで深さを判断することは簡単ではありません。 子どもは大人より皮膚が薄いため、同じ温度や接触時間でも深いやけどになることがあります。また、赤ちゃんや乳幼児では小さく見える範囲でも体全体に占める割合が大きく、低体温や脱水にも注意が必要です。

このような場合はご相談ください

このような場合はご相談ください

  • やけどをした部分に赤み、腫れ、強い痛みがある
  • 水ぶくれができた、または皮膚がむけている
  • お子さまの手のひらより広い範囲をやけどした
  • 顔、目の周囲、手足、関節、陰部などをやけどした
  • 冷やしても痛みが続く、または時間とともに皮膚の変化が強くなった

症状

皮膚が赤くなり、ヒリヒリと痛む

比較的浅いやけどでは、皮膚に赤みが生じ、ヒリヒリとした痛みや熱感がみられます。日焼けも軽いやけどの一種です。通常は水ぶくれを伴いませんが、受傷直後には軽く見えても、数時間後に腫れや痛みが強くなることがあります。

子どものやけどに水ぶくれができる

皮膚の表面より深い部分まで熱の影響が及ぶと、水ぶくれができることがあります。水ぶくれの中の皮膚は刺激や感染に弱いため、家庭でつぶしたり皮をはがしたりしないでください。 水ぶくれが破れた場合も、残った皮を無理に取らず、清潔なガーゼなどでやさしく覆って受診しましょう。

皮膚が白い・黒い、痛みを感じにくい

深いやけどでは、皮膚が白色、褐色、黒色に変化したり、硬くなったりすることがあります。神経まで傷ついていると、重いやけどにもかかわらず痛みを感じにくい場合があります。 皮膚の色が明らかに変化している場合や、痛みがないから軽いと判断できない場合は、速やかな医療機関への受診が必要です。

原因

熱湯や熱い飲み物によるやけど

子どものやけどでは、お茶、コーヒー、味噌汁、カップ麺、鍋、ポットなどの熱い液体をこぼす事故が多くみられます。テーブルクロスを引っ張る、電気ケトルのコードに手をかけるといった乳幼児特有の行動が原因になることもあります。

蒸気や暖房器具などへの接触

炊飯器や加湿器の蒸気、アイロン、ホットプレート、ストーブ、ファンヒーターなども原因になります。蒸気は高温で、短時間触れただけでも深いやけどになることがあるため注意が必要です。

薬品・電気・火による特殊なやけど

洗剤や薬品による化学熱傷、コンセントや電気コードによる電撃傷、火災や花火によるやけどでは、見た目以上に深く傷ついている可能性があります。一般的な熱湯によるやけどとは対応が異なることがあるため、早急に医療機関へ相談してください。

日常生活での注意点

すぐに流水で冷やす

やけどをしたら、できるだけ早く水道の流水で冷やします。狭い範囲であれば、目安として10~20分程度、痛みがやわらぐまで冷やしてください。

水ぶくれをつぶさず、自己判断で塗らない

水ぶくれは傷ついた皮膚を保護する役割があるため、つぶさないようにしましょう。氷や保冷剤を直接当てると皮膚をさらに傷める可能性があります。

清潔に保ち、皮膚の変化を観察する

冷やした後は、清潔なガーゼや布をふんわり当て、こすれや汚れから患部を守ります。水ぶくれが破れた、傷から液が出る、赤みや腫れが広がる、発熱したといった場合は受診が必要です。

治療方法

やけどの深さ・範囲・部位を確認します

診察では、やけどをした原因や時刻、冷却した時間、痛み、水ぶくれの有無などを確認します。皮膚の色や感覚、やけどの深さと範囲に加え、顔、手、関節など治った後の機能に影響しやすい部位かどうかも評価します。

患部の保護と痛みに対する治療

状態に応じて傷を洗浄し、軟膏や被覆材で患部を保護します。被覆材とは、傷を乾燥や刺激から守る医療用のシートやガーゼです。痛みが強い場合には、年齢や体重に合わせた鎮痛薬の使用を検討します。

専門的な治療が必要な場合の対応

広範囲または深いやけど、顔や手、関節、陰部のやけど、化学熱傷、電撃傷などでは、形成外科や救急医療機関などでの専門的な評価・治療が必要になることがあります。 わかばこどもクリニックでは、お子さまの状態を診察し、必要と判断した場合には適切な医療機関への受診をご案内します。

受診の目安

ご家庭で少し様子を見てもよいケース

やけどの範囲がごく狭く、皮膚が少し赤いだけで水ぶくれがなく、十分に冷やした後に痛みがやわらぎ、お子さまが普段どおり過ごせている場合は、患部を保護しながら経過を見られることがあります。

早めに小児科・医療機関へ相談した方がよいケース

水ぶくれ、皮膚のむけ、強い痛みがある場合、お子さまの手のひらより広い場合、顔・目の周囲・手・足・関節・陰部をやけどした場合は、早めの受診をご検討ください。 また、乳児のやけど、低温やけど、化学薬品や電気によるやけども、見た目だけでは深さを判断しにくいため受診が勧められます。

川崎市中原区・周辺地域で子どものやけどにお悩みの方へ

川崎市中原区や元住吉周辺をはじめ、川崎市幸区・高津区・横浜市港北区などにお住まいで、子どものやけど(熱傷)が心配な保護者の方は、わかばこどもクリニックへご相談ください。 やけどは軽く見えても、後から水ぶくれや皮膚の変化が現れることがあります。当院では、お子さまの年齢、やけどの部位や範囲、皮膚の状態に合わせて診察し、治療や専門医療機関への受診を検討します。「この程度で受診してよいのかな」と抱え込まず、気になる症状があればご相談ください。

よくあるご質問

Q

子どもがやけどをしたら、何分くらい冷やせばよいですか?

A

狭い範囲であれば、できるだけ早く水道の流水で10~20分程度、痛みがやわらぐまで冷やすことが目安です。氷や保冷剤を直接当てないでください。広範囲のやけどは冷やし続けると低体温になるおそれがあるため、救急要請を優先します。

Q

やけどの水ぶくれは、つぶした方が早く治りますか?

A

水ぶくれはつぶさないでください。つぶすと傷が露出し、感染や痛みの原因になります。自然に破れた場合も、皮を無理にはがさず、清潔なガーゼなどで覆って受診しましょう。

Q

やけどは小児科に相談してもよいですか?

A

はい。赤みや水ぶくれ、受診の必要性など、判断に迷う場合は小児科へご相談ください。やけどの深さや部位によって専門的な治療が必要と判断した場合は、形成外科や救急医療機関などへの受診をご案内します。

Q

やけどをした後、保育園や学校へ行ってもよいですか?

A

軽いやけどで全身状態がよく、患部を清潔に保護できる場合は、登園・登校できることがあります。一方、強い痛みがある、処置が必要、水や砂で患部が汚れやすい場合などは、休むことも検討します。医師や園・学校へご相談ください。

Q

治ったように見えても、やけどの痕は残りますか?

A

浅いやけどは痕が目立たず治ることもありますが、深いやけどでは色素沈着や皮膚の盛り上がり、引きつれが残る場合があります。治りが遅い、赤みや盛り上がりが続く、関節を動かしにくいときは医療機関へご相談ください。

監修医情報

医師 宮沢 啓貴

わかばこどもクリニック院長の宮沢 啓貴(みやざわ ひろたか)です。私はこれまで、薬剤師として約10年間、小児の調剤・製剤業務に携わるとともに、研究所にて食物アレルギーなどの研究にも従事してまいりました。 その後、より深く小児医療に関わりたいという想いから医学の道を志し、医師となってからは小児科一般診療をはじめ、主にアレルギー診療に携わってきました。 当院では、前院長より受け継いだ「家族にやさしい医療」を大切にしながら、お子さま一人ひとりに寄り添った丁寧な診療を心がけています。また、薬剤師として培った薬の知識も活かし、お薬の選択や使い方についてもわかりやすくご説明いたします。 お子さまの成長や健康について、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

資格・所属学会
  • 日本専門医機構認定 小児科専門医
  • 日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医
  • 薬剤師
  • 日本小児科学会
  • 日本小児アレルギー学会
  • 日本小児臨床アレルギー学会
  • 日本東洋医学会
  • 日本小児東洋医学会
  • 日本小児心身医学会