小児肥満|わかばこどもクリニック|川崎市中原区の小児科

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エクセレントビュー元住吉 1F

小児肥満 CHILDHOOD-OBESITY

小児肥満についてご相談ください

川崎市中原区のわかばこどもクリニックでは、子どもの肥満や体重の増え方についてご相談いただけます。 「健診で体重を指摘された」「以前より急に太ってきた」「食事やおやつをどこまで制限すればよいかわからない」など、悩んでいる保護者の方は少なくありません。赤ちゃんや乳幼児は成長に伴って体格が大きく変化するため、見た目や体重だけで肥満と判断することはできません。

小児肥満とは

小児肥満とは、体脂肪が必要以上に蓄積した状態です。成長期の子どもは年齢によって体格が変わるため、成人と同じBMIだけではなく、身長別の標準体重と比較した「肥満度」を用いて評価します。 肥満度は、次の式で算出します。 肥満度(%)=(実測体重-標準体重)÷標準体重×100 一般に、幼児では肥満度15%以上が「太りぎみ」、学童では20%以上が肥満の目安です。ただし、乳児にはこの判定方法をそのまま用いません。また、体格のよい子どもがすべて治療を必要とするわけではありません。

このような場合はご相談ください

このような場合はご相談ください

  • 健診や学校の身体測定で肥満、太りぎみと指摘された
  • 成長曲線で体重が急に上向きになってきた
  • 食事量、おやつ、ジュースなどの取り方が気になる
  • いびき、息切れ、膝や足の痛みなどが見られる
  • 首やわきの皮膚が黒ずむ、のどが渇くなどの変化がある

症状

体重が急に増え、肥満度が高くなる

肥満に伴って、睡眠中のいびきや呼吸の乱れ、運動時の息切れが現れることがあります。また、成長期の骨や関節に負担がかかり、膝、股関節、足などに痛みが生じる場合もあります。日常生活や運動に支障があるときは、早めの相談が必要です。

いびきや息切れ、膝・足の痛みが見られる

肥満に伴って、睡眠中のいびきや呼吸の乱れ、運動時の息切れが現れることがあります。また、成長期の骨や関節に負担がかかり、膝、股関節、足などに痛みが生じる場合もあります。日常生活や運動に支障があるときは、早めの相談が必要です。

血圧・血糖・肝機能などに異常が現れる

小児肥満では、高血圧、血液中の脂質や血糖の異常、脂肪肝などを伴うことがあります。首やわきの皮膚が黒っぽく厚くなる「黒色表皮腫」は、血糖を調節するインスリンが効きにくくなっているサインの一つです。自覚症状がないまま進むこともあるため、肥満度が高い場合は医学的な評価が大切です。

原因

食事や飲み物から取るエネルギーの増加

小児肥満の多くは、食事や間食から取るエネルギーが、活動や成長で使うエネルギーを上回る状態が続くことで起こります。食事量だけでなく、甘い飲み物、頻繁なおやつ、早食い、夜遅い食事などが関係することもあります。

運動不足・睡眠不足など生活リズムの影響

外遊びや運動の減少、長時間の動画視聴やゲーム、夜更かしなども体重増加に関係します。原因を子どもの意志の弱さだけに求めず、家族全体の生活環境や日課を見直すことが重要です。

体質や病気、薬の影響

肥満になりやすさには、遺伝的な体質も関係します。まれに、甲状腺などのホルモンの病気、遺伝性疾患、薬の副作用が背景にあることもあります。身長が伸びにくいのに体重だけが急増する、発達面や身体に気になる特徴がある場合は、詳しい評価が必要です。

日常生活での注意点

食事を極端に減らさず、内容とリズムを整える

成長期には十分な栄養が必要です。食事を抜いたり、特定の食品を一律に禁止したりするのではなく、主食・主菜・副菜をそろえ、甘い飲み物や間食の量・時間を見直します。年齢や成長の状態によって適切な食事量は異なります。

家族で無理なく体を動かす

運動が苦手な子どもに激しい運動を強いる必要はありません。散歩、外遊び、階段の利用など、続けやすい活動を少しずつ増やします。膝や足に痛みがある場合は、無理に運動させず小児科へご相談ください。

体形を責めず、できたことを認める

「太っているから食べてはいけない」などの叱責は、自尊心の低下や隠れ食い、過度な食事制限につながることがあります。体形ではなく健康を目的とし、早寝ができた、飲み物を変えられたなど、具体的な行動を家族で認めることが大切です。

治療方法

成長曲線と生活状況を確認します

診察では、これまでの身長・体重の推移、食事、間食、運動、睡眠、家族歴などを確認します。必要に応じて血圧測定や身体診察を行い、急な体重増加の背景に病気や薬の影響がないかを検討します。

必要に応じて合併症を調べます

肥満度や診察所見によっては、血糖、脂質、肝機能などの検査が検討されます。いびきや呼吸の乱れ、関節痛などがある場合も、それぞれの症状に応じて評価します。専門的な検査や治療が必要と判断した場合には、適切な医療機関への紹介を検討します。

成長を守りながら生活習慣を改善します

治療の基本は、食事、運動、睡眠などを家族と一緒に整えることです。多くの子どもでは急激な減量ではなく、体重の増加を緩やかにし、身長が伸びることで肥満度を下げることを目指します。 薬物治療が検討されるのは限られたケースであり、年齢や合併症、施設要件などを含めた慎重な判断が必要です。市販のダイエット食品や、家族に処方された薬を自己判断で使用しないでください。

受診の目安

体重がやや増えていても、元気があり、身長も伸び、急激な変化がない場合は、まず食事・間食・睡眠・活動量を記録しながら短期間様子を見ることもあります。ただし、成長曲線が上向きになっている場合は、早めに小児科へ相談すると生活を見直しやすくなります。 健診で肥満を指摘された、短期間で体重が急増した、身長が伸びにくい、強いいびきや無呼吸がある、強い口渇や多尿、首の黒ずみ、頭痛、膝・股関節の痛みがある場合は、早めに受診してください。 呼びかけへの反応が悪い、呼吸が苦しい、激しい頭痛や繰り返す嘔吐があるなど、普段と明らかに様子が異なる場合は、肥満だけの問題と自己判断せず、夜間・休日の救急相談や救急受診もご検討ください。

川崎市中原区・周辺地域で子どもの肥満にお悩みの方へ

川崎市中原区や元住吉周辺をはじめ、川崎市幸区・高津区・横浜市港北区などにお住まいで、お子さまの体重増加や肥満度が気になる保護者の方は、わかばこどもクリニックへご相談ください。 子どもの肥満は、現在の体重だけでなく、年齢、身長の伸び、生活状況、合併症の有無を含めて考える必要があります。当院では、お子さまの成長や状態に合わせて診察し、必要な検査や治療、生活上の工夫を検討します。体形についてご家庭だけで抱え込まず、「少し気になる」という段階でもご相談ください。

よくあるご質問

Q

子どもの体重が重いと感じたら、小児科に相談してよいですか?

A

はい、ご相談ください。見た目だけでは肥満かどうかを判断できないため、身長・体重の記録から肥満度や成長の経過を確認します。母子健康手帳や園・学校の身体測定記録があればお持ちください。

Q

肥満を指摘されたら、保育園や学校を休む必要がありますか?

A

 肥満だけを理由に休む必要は通常ありません。普段の活動は大切ですが、運動時の強い息切れ、膝や足の痛み、体調不良がある場合は無理をさせず、医師にご相談ください。

Q

家庭では、まず何から始めればよいですか?

A

甘い飲み物を水やお茶に替える、間食の時間を決める、朝食を取る、就寝時刻を整えるなど、取り組みやすいことを一つ選びましょう。食事を極端に減らすのではなく、家族で続けられる方法にすることが大切です。

Q

子どもに肥満治療薬を使用することはありますか?

A

一部の小児肥満症では薬物治療が検討されることがありますが、対象となる年齢や健康障害、医療機関の要件などが定められています。生活改善が治療の基本であり、薬の使用は専門的な評価のうえで慎重に判断されます。

Q

一度体重が落ちても、また太ることはありますか?

A

成長や生活環境の変化によって、肥満度が再び上昇することはあります。体重の数字だけにこだわらず、身長の伸びと合わせて定期的に経過を確認し、無理なく続けられる生活習慣を整えることが大切です。

監修医情報

医師 宮沢 啓貴

わかばこどもクリニック院長の宮沢 啓貴(みやざわ ひろたか)です。私はこれまで、薬剤師として約10年間、小児の調剤・製剤業務に携わるとともに、研究所にて食物アレルギーなどの研究にも従事してまいりました。 その後、より深く小児医療に関わりたいという想いから医学の道を志し、医師となってからは小児科一般診療をはじめ、主にアレルギー診療に携わってきました。 当院では、前院長より受け継いだ「家族にやさしい医療」を大切にしながら、お子さま一人ひとりに寄り添った丁寧な診療を心がけています。また、薬剤師として培った薬の知識も活かし、お薬の選択や使い方についてもわかりやすくご説明いたします。 お子さまの成長や健康について、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

資格・所属学会
  • 日本専門医機構認定 小児科専門医
  • 日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医
  • 薬剤師
  • 日本小児科学会
  • 日本小児アレルギー学会
  • 日本小児臨床アレルギー学会
  • 日本東洋医学会
  • 日本小児東洋医学会
  • 日本小児心身医学会