扁桃炎|わかばこどもクリニック|川崎市中原区の小児科

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扁桃炎 TONSILLITIS

扁桃炎についてご相談ください

川崎市中原区のわかばこどもクリニックでは、赤ちゃんや子どもの扁桃炎についてご相談いただけます。 「のどを痛がって食事ができない」「扁桃に白いものがついている(白苔)」「発熱を繰り返している」「扁桃炎は小児科に相談してよいのかわからない」など、お子さまの症状で気になることはありませんか? 扁桃炎はウイルスや細菌の感染によって起こり、発熱やのどの痛みを伴います。多くは適切な水分補給や症状を和らげる治療によって回復しますが、溶連菌感染症など、抗菌薬による治療が必要な場合もあります。症状だけで原因を見分けることは難しいため、強い痛みや発熱があるときは小児科へご相談ください。

扁桃炎とは

扁桃炎とは、口を開けたときにのどの奥の左右に見える「口蓋扁桃」に炎症が起きた状態です。扁桃は、口や鼻から入ってくる病原体に反応する免疫組織の一つで、特に乳幼児期から学童期にかけて発達します。 炎症が起こると、扁桃が赤く腫れたり、表面に白い膿のような付着物が見られたりします。のどの痛みや発熱のほか、食欲低下、首のリンパ節の腫れなどを伴うこともあります。 子どもの急性扁桃炎はウイルス感染によるものが多く、必ずしも抗菌薬が必要とは限りません。一方、A群溘血性レンサ球菌(溶連菌)などの細菌が原因の場合には、診察や検査結果を踏まえて抗菌薬を使用します。年に何度も繰り返す場合は「反復性扁桃炎」と呼ばれ、経過に応じて専門医療機関への相談が検討されます。

このような場合はご相談ください

このような場合はご相談ください

  • 高熱やのどの痛みが続いている
  • のどを痛がり、水分や食事をとりにくそうにしている
  • 扁桃が赤く腫れ、白いものや膿のようなものがついている
  • 発熱とともに、首のリンパ節の腫れや発疹が見られる
  • 扁桃炎を年に何度も繰り返している

症状

子どもが訴える強いのどの痛み

扁桃炎では、飲み込むときにのどが強く痛むことがあります。言葉で症状を説明できない赤ちゃんや乳幼児では、母乳やミルクを飲まない、離乳食を嫌がる、よだれが増える、機嫌が悪いといった様子から気づく場合があります。 痛みのために水分を十分にとれなくなると、脱水につながることがあるため、尿の回数や口の乾きにも注意が必要です。

発熱と扁桃の赤み・白い付着物

38℃以上の発熱や扁桃の赤い腫れが見られ、扁桃の表面に白い点や膜のようなものがつくことがあります。ただし、白い付着物があるだけで細菌性の扁桃炎と断定することはできません。 溶連菌による扁桃咽頭炎では、急な発熱、のどの強い痛み、首のリンパ節の腫れ、細かな発疹などが見られることがあります。一方、せきや鼻水、声のかすれなどが目立つ場合は、ウイルス感染の可能性も考えます。

首の腫れや腹痛など、のど以外の症状

首のリンパ節が腫れて触ると痛むほか、子どもでは頭痛、吐き気、嘔吐、腹痛を伴うことがあります。溶連菌感染症では、舌が赤くぶつぶつした「いちご舌」や、体に細かな赤い発疹が現れる場合もあります。 呼吸が苦しそう、口を開けにくい、声がこもる、片側だけが強く腫れている場合は、炎症が扁桃の周囲まで広がっている可能性があるため、早めの受診が必要です。

原因

風邪などに伴うウイルス感染

子どもの扁桃炎の多くは、風邪の原因となるウイルスによって起こります。アデノウイルスやインフルエンザウイルスなどが原因になることもあり、鼻水、せき、目の充血、全身のだるさなどを伴う場合があります。 ウイルス性の扁桃炎には抗菌薬が効かないため、熱や痛みを和らげながら回復を待つことが基本です。

溶連菌などの細菌感染

細菌性扁桃炎の代表的な原因が、A群溶血性レンサ球菌、いわゆる溶連菌です。飛沫や手指を介して感染し、学童期の子どもに比較的多く見られます。 溶連菌による扁桃咽頭炎は、迅速抗原検査などで確認したうえで抗菌薬治療を検討します。適切に治療することは、周囲への感染を抑えるだけでなく、まれな合併症であるリウマチ熱の予防にもつながります。

日常生活での注意点

少量ずつ、こまめに水分を補給する

のどが痛むときは、一度にたくさん飲ませず、麦茶や湯冷まし、経口補水液などを少量ずつ与えましょう。冷たい飲み物やゼリー、プリン、やわらかいうどんなど、刺激が少なく飲み込みやすいものが適しています。 酸味や塩気が強いもの、熱すぎる食べ物は、のどを刺激することがあります。食事を無理に食べさせるより、まず水分を確保することが大切です。

家庭内での感染対策を行う

手洗いや換気を心がけ、タオル、コップ、食器の共用は避けましょう。せきやくしゃみがある場合は、年齢に応じてマスクや咳エチケットを取り入れます。 溶連菌感染症と診断された場合、抗菌薬開始後24時間が経過し、発熱がなく全身状態がよければ登園・登校できることが一般的な目安です。ただし、園や学校の規定、医師の指示にも従ってください。

処方薬を自己判断で中止しない

抗菌薬が処方された場合は、熱やのどの痛みが改善しても、医師から指示された期間と回数を守って飲み切ることが大切です。残っている抗菌薬を自己判断で使用したり、きょうだいに分けたりしないでください。

治療方法

診察と必要に応じた検査

診察では、発熱の経過、せきや鼻水の有無、食事・水分摂取、発疹、周囲の流行状況などを確認し、扁桃や咽頭、首のリンパ節を診ます。 溶連菌感染症が疑われる場合には、年齢や症状を踏まえて迅速抗原検査などを検討します。検査の必要性は、お子さまの状態を確認したうえで医師が判断します。

発熱やのどの痛みを和らげる治療

ウイルス性が考えられる場合は、安静と水分補給を基本に、必要に応じて子どもに使用できる解熱鎢痛薬などで症状を和らげます。 解熱剤は病気そのものを治す薬ではありませんが、痛みや発熱を和らげ、水分や睡眠をとりやすくする目的で使用します。用法・用量は医師の指示に従ってください。

細菌性扁桃炎に対する抗菌薬治療

検査などから溶連菌による扁桃咽頭炎と診断された場合は、抗菌薬による治療を行います。薬の種類や投与期間は、年齢、体重、薬へのアレルギーなどを踏まえて決めます。 炎症の広がりや反復の程度によって専門的な診察が必要と判断した場合は、連携する医療機関への紹介を検討します。

受診の目安

ご家庭で少し様子を見てもよいケース

のどに軽い違和感があっても、水分や食事がとれており、呼吸が普段どおりで、機嫌や顔色が比較的よい場合は、十分に休ませながら経過を見られることがあります。 ただし、痛みや発熱が強くなる、症状が数日たっても改善しない、繰り返し発熱する場合は小児科へご相談ください。

早めに小児科へ相談した方がよいケース

高熱やのどの強い痛みがある、水分をとりにくい、尿が少ない、扁桃に白い付着物がある、発疹や首の腫れを伴う場合は、早めの受診をおすすめします。 特に、呼吸が苦しそう、唾液を飲み込めずよだれを垂らす、口を開けにくい、声がこもっている、首を動かしにくい、顔色が悪く反応が鈍い場合は、空気の通り道が狭くなっていることや重い感染症も考えられます。夜間・休日であっても、救急相談や救急受診を検討してください。

川崎市中原区・周辺地域で子どもの扁桃炎にお悩みの方へ

川崎市中原区や元住吉周辺をはじめ、川崎市幸区・川崎市高津区・横浜市港北区などにお住まいで、お子さまの発熱やのどの痛みが気になる方は、わかばこどもクリニックへご相談ください。 子どもの扁桃炎は軽く見えても、水分摂取や呼吸の状態を含めて経過を確認することが大切です。当院では、お子さまの年齢や症状、全身状態に合わせて必要な診察・検査・治療を検討します。「この程度で小児科を受診してよいのかな」と迷う症状も、抱え込まずにご相談ください。

よくあるご質問

Q

扁桃に白いものがついています。溶連菌でしょうか?

A

白い付着物は溶連菌感染症で見られることがありますが、ほかの細菌やウイルスによる扁桃炎でも現れます。見た目だけでは判断できないため、発熱やのどの痛みを伴う場合は小児科へご相談ください。

Q

扁桃炎で保育園や学校を休むべきですか?

A

発熱がある、食事や水分が十分にとれない、全身状態が悪い場合はお休みしましょう。溶連菌感染症の場合は、一般に抗菌薬を開始して24時間が経過し、全身状態がよければ登園・登校を検討できます。園や学校の規定もご確認ください。

Q

抗菌薬を飲み始めて熱が下がったら、中止してもよいですか?

A

自己判断で中止しないでください。特に溶連菌感染症では、症状が改善しても医師から指示された期間、正しく服用することが重要です。飲み忘れや嘔吐があった場合の対応は、処方した医療機関へご確認ください。

Q

家庭ではどのようなケアができますか?

A

こまめな水分補給と十分な休息が基本です。冷たい飲み物やゼリーなど、のどを通りやすいものを少量ずつ与えましょう。尿が減る、口が乾く、泣いても涙が出ないなどの脱水症状がある場合は受診してください。

Q

扁桃炎を繰り返しますが、小児科に相談してよいですか?

A

はい、ご相談ください。感染の頻度や重症度、いびき・睡眠中の呼吸、日常生活への影響などを確認します。扁桃炎を頻繁に繰り返す場合や扁桃が大きく呼吸に影響している場合は、必要に応じて専門医療機関への相談を検討します。

監修医情報

医師 宮沢 啓貴

わかばこどもクリニック院長の宮沢 啓貴(みやざわ ひろたか)です。私はこれまで、薬剤師として約10年間、小児の調剤・製剤業務に携わるとともに、研究所にて食物アレルギーなどの研究にも従事してまいりました。 その後、より深く小児医療に関わりたいという想いから医学の道を志し、医師となってからは小児科一般診療をはじめ、主にアレルギー診療に携わってきました。 当院では、前院長より受け継いだ「家族にやさしい医療」を大切にしながら、お子さま一人ひとりに寄り添った丁寧な診療を心がけています。また、薬剤師として培った薬の知識も活かし、お薬の選択や使い方についてもわかりやすくご説明いたします。 お子さまの成長や健康について、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

資格・所属学会
  • 日本専門医機構認定 小児科専門医
  • 日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医
  • 薬剤師
  • 日本小児科学会
  • 日本小児アレルギー学会
  • 日本小児臨床アレルギー学会
  • 日本東洋医学会
  • 日本小児東洋医学会
  • 日本小児心身医学会