子どもののどの痛みについてご相談ください
川崎市中原区のわかばこどもクリニックでは、赤ちゃんや子どもののどの痛みについてご相談いただけます。 「食事をすると痛がる」「つばを飲み込むのがつらそう」「熱はないけれど、のどの違和感が続いている」など、お子さまの症状について迷っていませんか? 子どもは、のどの痛みをうまく言葉で説明できないことがあります。特に赤ちゃんや乳幼児では、食欲が落ちる、よだれが増える、機嫌が悪いといった変化が、のどの炎症のサインになる場合があります。 のどの痛みは風邪などのウイルス感染によるものが多い一方、溶連菌感染症をはじめ、適切な診断や治療が必要な病気が隠れていることもあります。「のどの痛みだけで小児科を受診してよいのかわからない」という場合も、気になる症状があればご相談ください。
子どもののどの痛みとは
のどの痛みは、咽頭や扁桃に炎症が起こることで現れる症状です。子どもでは、ウイルスによる風邪、溶連菌感染症、インフルエンザ、咽頭結膜熱、ヘルパンギーナ、手足口病など、さまざまな感染症で見られます。 空気の乾燥や口呼吸、花粉やほこりなどの刺激によって、のどが痛くなる場合もあります。 園児や小学生は「飲み込むと痛い」「のどがイガイガする」と訴えられることがありますが、赤ちゃんや乳幼児は言葉で伝えられません。授乳量が減る、食べ物を嫌がる、泣き声がいつもと違うなど、普段との違いを確認することが大切です。 症状だけで原因を判断することは難しいため、発熱、咳、鼻水、発疹、目の充血、口の中の水疱など、ほかの症状も含めて診察します。
このような場合はご相談ください
このような場合はご相談ください
- のどの痛みや違和感が続いている
- 食事や水分を飲み込むと痛がる
- 発熱とともに、のどが赤く腫れている
- のどの痛みに加えて、発疹や舌の赤みがある
- のどの痛みを繰り返し、保育園や学校生活に影響している
症状
飲み込むと痛がり、食事や水分を嫌がる
咽頭や扁桃に炎症があると、飲み込むときに痛みが強くなることがあります。年長児は「つばを飲むと痛い」と訴えることがありますが、乳幼児では、食事の途中で泣く、口に入れたものを出す、授乳量が減るといった様子が見られます。 飲食できない状態が続くと脱水につながるため、尿の回数や唇の乾燥、元気の有無も確認しましょう。
発熱・咳・鼻水を伴うのどの痛み
ウイルス感染によるのどの痛みでは、発熱、咳、鼻水、声のかすれなどを伴うことがあります。インフルエンザでは急な高熱や強いだるさ、咽頭結膜熱では目の充血、ヘルパンギーナでは口の奥の小さな水疱が現れる場合があります。 同じような症状でも原因は異なるため、流行状況や年齢、診察時の所見を合わせて判断します。
のどの強い赤み・扁桃の腫れ・発疹
溶連菌感染症では、突然の発熱、強いのどの痛み、扁桃の腫れなどが見られます。細かい発疹や、舌が赤くぶつぶつした状態になることもあります。 乳幼児では典型的な症状がそろわず、機嫌の悪さや食欲低下などが中心になる場合があります。溶連菌感染症では適切な抗菌薬治療が必要となるため、疑われる場合は小児科を受診しましょう。
原因
ウイルスによる咽頭炎や扁桃炎
子どもの急なのどの痛みは、ウイルス感染によるものが多くを占めます。一般的な風邪のほか、インフルエンザ、アデノウイルス、エンテロウイルスなどが原因になります。 ウイルスには抗菌薬が効かないため、痛みや発熱を和らげながら回復を待つことが基本です。
溶連菌などの細菌感染
A群溶血性レンサ球菌、一般に「溶連菌」と呼ばれる細菌によって咽頭炎や扁桃炎が起こることがあります。年長の幼児から小学生に多い傾向がありますが、乳幼児にも感染します。 溶連菌感染症は、症状やのどの所見だけではウイルス感染と区別しにくい場合があります。診察結果に応じて、迅速検査などが検討されます。
乾燥・口呼吸・アレルギーなどの刺激
空気が乾燥していると、のどの粘膜も乾いて痛みや違和感が出やすくなります。鼻づまりによる口呼吸、長時間大きな声を出したこと、たばこの煙やほこりなども原因になります。 アレルギー性鼻炎によって鼻水がのどへ流れる「後鼻漏」が続き、のどの違和感や咳につながることもあります。
日常生活での注意点
少量ずつ、こまめに水分を与える
水や麦茶、経口補水液など、お子さまが飲みやすいものを少量ずつ与えましょう。熱すぎるもの、香辛料が多いもの、酸味の強いものは、のどへの刺激になる場合があります。 ゼリー、プリン、スープ、やわらかいうどんなど、飲み込みやすい食品を選び、無理に普段どおりの量を食べさせる必要はありません。
部屋の乾燥と感染の広がりを防ぐ
適度な湿度を保ち、室内を換気しましょう。手洗い、咳エチケット、タオルや食器を共用しないことも、家庭内での感染予防につながります。 加湿器を使用する場合は、カビや細菌が増えないよう、こまめなお手入れが必要です
治療方法
のどと全身状態を確認します
診察では、のどや扁桃の赤み・腫れ、口の中の水疱、発疹、リンパ節の腫れなどを確認します。発熱、咳、鼻水、食事量、尿の回数、周囲の感染状況についても伺います。 必要に応じて、溶連菌、インフルエンザ、アデノウイルスなどを調べる検査が検討されます。すべてのお子さまに検査が必要とは限らず、症状や診察所見、発症からの時間を踏まえて医師が判断します。
痛みや発熱を和らげる治療
ウイルス感染が考えられる場合は、水分補給や安静を基本に、必要に応じて解熱鎮痛薬などを使用します。薬の種類や量は、お子さまの年齢、体重、症状に合わせて決めます。 抗菌薬はウイルスには効果がないため、単にのどが赤いという理由だけで使用するものではありません。
溶連菌感染症には抗菌薬を使用します
検査結果などから溶連菌感染症と診断された場合は、抗菌薬による治療を行います。症状が軽くなっても細菌が残っている可能性があるため、医師から指示された回数と日数を守って服用することが大切です。
受診の目安
ご家庭で少し様子を見てもよいケース
のどの痛みが軽く、水分がとれており、呼吸や顔色に問題がなく、普段に近い元気がある場合は、こまめに水分を与えながら経過を確認できることがあります。 ただし、痛みが数日続く、発熱を伴う、食事量が減っている場合は、小児科にご相談ください。
早めに小児科へ相談した方がよいケース
高熱やのどの強い痛みがある、扁桃が大きく腫れている、発疹を伴う、水分や食事を十分にとれない、尿が少ない、症状を繰り返す場合は、早めの受診をご検討ください。
夜間・休日でも受診を検討する症状
呼吸が苦しそう、息を吸うときに異常な音がする、声が出しにくい、つばを飲み込めずよだれが多い、口が開けにくい、首が大きく腫れている、顔色が悪い、ぐったりして反応が鈍い場合は、緊急性の高い病気も考えられます。 夜間・休日であっても救急受診を検討し、判断に迷う場合は子ども医療電話相談「#8000」などをご利用ください。明らかに呼吸が困難な場合は、119番への連絡を検討してください。
川崎市中原区・周辺地域で子どもののどの痛みにお悩みの方へ
川崎市中原区や元住吉周辺をはじめ、川崎市幸区・高津区・横浜市港北区などにお住まいで、子どもののどの痛みが気になる保護者の方は、わかばこどもクリニックへご相談ください。 のどの症状は軽く見えても、年齢や原因によって注意点が異なります。当院では、お子さまの年齢や全身状態、ほかの症状を確認し、必要な検査や治療を検討します。「この程度で受診してよいのかな」と抱え込まず、気になる変化があればご相談ください。
よくあるご質問
のどの痛みだけでも小児科に相談してよいですか?
はい、ご相談いただけます。子どもののどの痛みには、風邪、溶連菌感染症、口の中に水疱ができる感染症など、さまざまな原因があります。痛みが続く場合や食事・水分に影響している場合は受診をご検討ください。
のどが赤いと抗菌薬が必要ですか?
のどの赤みだけでは、抗菌薬が必要かどうかは判断できません。ウイルス感染には抗菌薬が効かないため、症状や診察所見、必要に応じた検査結果をもとに判断します。
のどが痛いとき、家庭では何を食べさせればよいですか?
ゼリー、スープ、プリン、やわらかいうどんなど、刺激が少なく飲み込みやすいものがおすすめです。食事を無理に進めるより、水分を少量ずつとることを優先してください。
保育園・幼稚園・学校は休ませた方がよいですか?
発熱がある、食事や水分がとれない、元気がない場合は休ませましょう。溶連菌感染症では、一般に適切な抗菌薬を開始して24~48時間が経過し、全身状態がよいことが登園の目安です。病気によって基準が異なるため、医師や施設の指示をご確認ください。
のどの痛みを繰り返すのはなぜですか?
集団生活で異なるウイルスに繰り返し感染するほか、扁桃炎、鼻づまりによる口呼吸、アレルギー性鼻炎などが関係している場合があります。頻繁に繰り返す、いびきや睡眠への影響がある場合は小児科へご相談ください。
監修医情報

わかばこどもクリニック院長の宮沢 啓貴(みやざわ ひろたか)です。私はこれまで、薬剤師として約10年間、小児の調剤・製剤業務に携わるとともに、研究所にて食物アレルギーなどの研究にも従事してまいりました。 その後、より深く小児医療に関わりたいという想いから医学の道を志し、医師となってからは小児科一般診療をはじめ、主にアレルギー診療に携わってきました。 当院では、前院長より受け継いだ「家族にやさしい医療」を大切にしながら、お子さま一人ひとりに寄り添った丁寧な診療を心がけています。また、薬剤師として培った薬の知識も活かし、お薬の選択や使い方についてもわかりやすくご説明いたします。 お子さまの成長や健康について、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
資格・所属学会
- 日本専門医機構認定 小児科専門医
- 日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医
- 薬剤師
- 日本小児科学会
- 日本小児アレルギー学会
- 日本小児臨床アレルギー学会
- 日本東洋医学会
- 日本小児東洋医学会
- 日本小児心身医学会