鼠径ヘルニア|わかばこどもクリニック|川崎市中原区の小児科

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神奈川県川崎市中原区西加瀬17-8
エクセレントビュー元住吉 1F

鼠径ヘルニア INGUINAL-HERNIA

鼠径ヘルニアについてご相談ください

川崎市中原区のわかばこどもクリニックでは、子どもの鼠径ヘルニアについてご相談いただけます。 「赤ちゃんの足の付け根が時々膨らむ」「泣いたときだけ陰嚢が大きく見える」「鼠径ヘルニアは小児科に相談してよいのかわからない」と、受診を迷う保護者の方もいらっしゃると思います。 膨らみが自然に引っ込む場合でも、鼠径ヘルニアの可能性があります。診察時に膨らみが見られないこともあるため、気づいたときの様子を写真や動画に残しておくと診断の参考になります。気になる変化があれば、まずは小児科へご相談ください。

鼠径ヘルニアとは

鼠径ヘルニアは、一般に「脱腸」とも呼ばれ、腸などのおなかの中の臓器が、足の付け根にある通り道へ入り込む病気です。男の子では陰嚢まで、女の子では大陰唇付近まで膨らむことがあります。 子どもの鼠径ヘルニアの多くは、胎児期にあった「腹膜鞘状突起(ふくまくしょうじょうとっき)」という通り道が、生まれたあとも閉じずに残ることで起こります。成人の鼠径ヘルニアとは原因が異なり、赤ちゃんや乳幼児にも見られる先天的な病気です。

このような場合はご相談ください

このような場合はご相談ください

  • 泣いたときや力んだときに足の付け根が膨らむ
  • 男の子の陰嚢や女の子の大陰唇が左右非対称に見える
  • 膨らみが出たり引っ込んだりする
  • 健診や保育園などで鼠径ヘルニアの可能性を指摘された
  • 足の付け根の膨らみが硬く、戻らない、または痛がっている

症状

泣いたときや力んだときに足の付け根が膨らむ

代表的な症状は、鼠径部と呼ばれる足の付け根の膨らみです。赤ちゃんが泣いたとき、排便で力んだとき、立ったとき、走ったときなど、おなかに力がかかる場面で目立ちやすくなります。 横になったり落ち着いたりすると自然に引っ込み、普段は見えないこともあります。痛みなどを伴わず、保護者の方がおむつ交換や入浴の際に偶然気づくケースもあります。 代表的な症状は、鼠径部と呼ばれる足の付け根の膨らみです。赤ちゃんが泣いたとき、排便で力んだとき、立ったとき、走ったときなど、おなかに力がかかる場面で目立ちやすくなります。 横になったり落ち着いたりすると自然に引っ込み、普段は見えないこともあります。痛みなどを伴わず、保護者の方がおむつ交換や入浴の際に偶然気づくケースもあります。

陰嚢や大陰唇が膨らんで見える

男の子では、腸などが陰嚢まで下がり、片側の陰嚢が大きく見えることがあります。女の子では、足の付け根から大陰唇にかけて膨らみ、腸だけでなく卵巣や卵管が入り込む場合もあります。 陰嚢水腫、精索水腫、停留精巣など、似た見え方をする病気もあるため、外見だけで自己判断せず、小児科や小児外科で確認することが大切です。

膨らみが硬く戻らない、痛がる場合は嵌頓の可能性

膨らみが戻らず硬くなっている、触ると強く痛がる、赤く腫れている場合は、嵌頓が疑われます。言葉で痛みを伝えられない赤ちゃんでは、激しく泣き続ける、機嫌が悪い、ミルクを飲まないなどの変化として現れることがあります。 嘔吐、おなかの張り、顔色不良、ぐったりするなどの症状を伴う場合は、腸閉塞や血流障害の可能性もあるため、緊急の対応が必要です。

原因

生まれる前にあった通り道が閉じずに残る

胎児期には、男の子の精巣が陰嚢へ移動する際などに、おなかと鼠径部をつなぐ通り道があります。通常は出生前後に閉じますが、開いたまま残ると、そこへ腸などが入り込んで鼠径ヘルニアを起こします。 女の子にも同様の通り道があり、鼠径ヘルニアを発症することがあります。

泣く、咳をする、力むと膨らみやすくなる

泣く、咳をする、排便時に力む、活発に動くなどして腹圧が上がると、開いた通り道へ臓器が入り込み、膨らみが目立ちやすくなります。 ただし、泣くことや便秘が鼠径ヘルニアそのものを作るわけではありません。もともと通り道が残っているところに腹圧がかかり、症状が表面に現れます。

早産・低出生体重の赤ちゃんは発症しやすい傾向があります

鼠径ヘルニアは、早産や低出生体重で生まれた赤ちゃんに比較的多く見られます。また、女の子より男の子に多いとされています。 乳幼児は不快感や痛みを言葉で伝えられないため、泣き方や機嫌の変化とあわせて、足の付け根や陰部の状態を確認することが大切です。

日常生活での注意点

膨らみが出たときは写真や動画を残しましょう

受診時には膨らみが引っ込んでいることも少なくありません。左右の位置や大きさがわかるように写真や動画を撮影しておくと、診察の参考になります。 いつ膨らんだか、自然に戻ったか、痛みや嘔吐がなかったかも記録しておきましょう。撮影は安全な範囲で行い、緊急性が疑われるときは撮影より受診を優先してください。

ご家庭で無理に押し戻さないでください

膨らみが硬い、赤い、触ると痛がる場合に、保護者の方が強く押して戻そうとするのは避けてください。入り込んだ臓器を傷つけたり、受診が遅れたりする可能性があります。 特別なベルトや圧迫によって通り道が閉じるわけではありません。対応については医師の指示を受けましょう。

症状が落ち着いていれば普段の生活を続けられます

膨らみが自然に戻り、痛みや嘔吐がない場合は、一般的には通常の食事や入浴、保育園・幼稚園・学校生活を続けられます。必要以上に運動を制限する必要はありません。 ただし、手術前後の生活や運動については、診療を担当する医療機関の指示に従ってください。

治療方法

診察で膨らみの位置や状態を確認します

診察では、膨らみが現れる場所や左右差、硬さ、痛みの有無などを確認します。診察時に膨らみが見られない場合は、ご家庭で撮影した写真や動画が役立ちます。 多くは症状と診察所見から判断されますが、ほかの病気との区別が必要な場合などには、超音波検査が検討されることもあります。

根本的な治療は小児外科で行う手術です

小児の鼠径ヘルニアは、開いたままになっている通り道が残る限り、膨らみを繰り返す可能性があります。診断された場合は、嵌頓を防ぐため、小児外科で手術の時期を検討することが一般的です。

必要に応じて小児外科へご紹介します

わかばこどもクリニックでは、症状の経過や全身状態を確認し、鼠径ヘルニアが疑われる場合は、必要に応じて小児外科などの専門医療機関への受診をご案内します。 膨らみが戻らないなど嵌頓が疑われる場合は、外来で経過を見るのではなく、緊急対応が可能な医療機関への受診が必要になることがあります。

受診の目安

ご家庭で少し様子を見てもよいケース

足の付け根の膨らみが自然に引っ込み、お子さまの機嫌がよく、痛み、嘔吐、皮膚の赤みなどがない場合は、直ちに救急受診が必要とは限りません。 ただし、鼠径ヘルニアは膨らみを繰り返すことがあるため、放置せず、通常の診療時間内に小児科または小児外科へご相談ください。

早めに小児科へ相談した方がよいケース

膨らみを繰り返す、陰嚢や大陰唇の左右差が気になる、徐々に膨らみが大きくなる、健診で異常を指摘された場合は、早めの受診をおすすめします。写真や動画があれば診察時にお見せください。

速やかな救急受診が必要なケース

次のような症状がある場合は、嵌頓や臓器の血流障害が疑われます。 ・膨らみが硬く、戻らない ・膨らんだ部分が赤い、紫色になっている ・強く痛がる、激しく泣き続ける ・嘔吐やおなかの張りがある ・ミルクを飲まない、顔色が悪い、ぐったりしている 診療時間外の場合は、夜間・休日の救急医療機関や救急相談の利用を検討してください。判断に迷う場合も、長時間ご家庭だけで様子を見続けず、早めに医療機関へ連絡しましょう。

川崎市中原区・周辺地域で子どもの鼠径ヘルニアにお悩みの方へ

川崎市中原区や元住吉周辺にお住まいで、赤ちゃんや子どもの足の付け根の膨らみが気になる方は、わかばこどもクリニックへご相談ください。軽く見える膨らみでも、現れ方や経過を確認することが大切です。 川崎市幸区・川崎市高津区・横浜市港北区など、周辺地域の保護者の方からもご相談いただけます。お子さまの年齢や状態に合わせて診察し、必要に応じて専門医療機関への受診を検討します。「この程度で受診してよいのかな」と抱え込まず、気になる症状をお聞かせください。

よくあるご質問

Q

足の付け根の膨らみが引っ込みました。受診は必要ですか?

A

膨らみが引っ込んでも、鼠径ヘルニアの可能性があります。痛みや嘔吐がなければ直ちに救急受診が必要とは限りませんが、通常の診療時間内に小児科または小児外科へご相談ください。膨らんでいるときの写真や動画が診断の参考になります。

Q

鼠径ヘルニアは小児科に相談してもよいですか?

A

はい、まずは小児科へご相談ください。症状を確認し、鼠径ヘルニアが疑われる場合や手術の検討が必要な場合は、小児外科など適切な専門医療機関への受診をご案内します。

Q

薬やヘルニアバンドで治りますか?

A

薬や外からの圧迫によって、開いた通り道を根本的に閉じることはできません。小児の鼠径ヘルニアは手術が検討される病気です。医師へご相談ください。

Q

保育園・幼稚園・学校は休む必要がありますか?

A

膨らみが自然に戻り、痛みや嘔吐がなく元気に過ごしている場合は、通常は登園・登校できます。ただし、膨らみが戻らない、痛がる、吐くなどの症状がある場合は休ませ、速やかに受診してください。手術後は担当医の指示に従いましょう。

Q

一度引っ込んでも、また膨らむことはありますか?

A

はい。通り道が開いたままであれば、泣いたときや力んだときなどに膨らみを繰り返すことがあります。繰り返すうちに嵌頓を起こす可能性もあるため、症状が軽いときでも一度診察を受けることが大切です。

監修医情報

医師 宮沢 啓貴

わかばこどもクリニック院長の宮沢 啓貴(みやざわ ひろたか)です。私はこれまで、薬剤師として約10年間、小児の調剤・製剤業務に携わるとともに、研究所にて食物アレルギーなどの研究にも従事してまいりました。 その後、より深く小児医療に関わりたいという想いから医学の道を志し、医師となってからは小児科一般診療をはじめ、主にアレルギー診療に携わってきました。 当院では、前院長より受け継いだ「家族にやさしい医療」を大切にしながら、お子さま一人ひとりに寄り添った丁寧な診療を心がけています。また、薬剤師として培った薬の知識も活かし、お薬の選択や使い方についてもわかりやすくご説明いたします。 お子さまの成長や健康について、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

資格・所属学会
  • 日本専門医機構認定 小児科専門医
  • 日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医
  • 薬剤師
  • 日本小児科学会
  • 日本小児アレルギー学会
  • 日本小児臨床アレルギー学会
  • 日本東洋医学会
  • 日本小児東洋医学会
  • 日本小児心身医学会