アレルギー性鼻炎についてご相談ください
川崎市中原区のわかばこどもクリニックでは、赤ちゃんや子どものアレルギー性鼻炎についてご相談いただけます。 「透明な鼻水が長く続いている」「朝になると何度もくしゃみをする」「鼻づまりで眠りにくそう」「風邪なのかアレルギーなのかわからない」といった症状はありませんか? 子どもの鼻水や鼻づまりはよく見られる症状ですが、繰り返す場合や特定の季節に悪化する場合は、アレルギー性鼻炎の可能性があります。「鼻の症状でも小児科に相談してよいのかな」と迷うこともあると思いますが、咳や喘息、皮膚症状などを伴う場合も含めてご相談ください。
アレルギー性鼻炎とは
アレルギー性鼻炎は、ダニ、ハウスダスト、花粉などのアレルゲン(アレルギー症状を引き起こす原因物質)が鼻の粘膜に入り、くしゃみ、透明な鼻水、鼻づまりなどが起こる病気です。 一年を通して症状が現れる「通年性アレルギー性鼻炎」と、特定の季節に症状が現れる「季節性アレルギー性鼻炎」に分けられます。花粉が原因となる季節性アレルギー性鼻炎が、一般に花粉症と呼ばれるものです。 乳幼児は症状をうまく言葉にできないため、鼻をこする、口を開けて呼吸する、眠りが浅くなる、機嫌が悪くなるといった様子から気づくことがあります。園児や小学生では、睡眠不足や集中力の低下につながり、日常生活や学校生活に影響することもあります。
このような場合はご相談ください
このような場合はご相談ください
- 透明でさらさらした鼻水やくしゃみが長く続いている
- 朝起きたときや掃除のあとに症状が強くなる
- 毎年同じ季節に鼻水、鼻づまり、目のかゆみが現れる
- 鼻づまりで眠れない、口呼吸やいびきが目立つ
- 鼻の症状に加えて、咳、ゼーゼー、皮膚のかゆみがある
症状
透明な鼻水と繰り返すくしゃみ
アレルギー性鼻炎では、水のようにさらさらした鼻水が出たり、くしゃみを何度も繰り返したりします。朝起きた直後、布団を動かしたとき、掃除をしたあとなどに症状が強くなる場合は、ダニやハウスダストの影響が考えられます。
鼻づまり・口呼吸・いびき
鼻の粘膜が腫れると空気の通り道が狭くなり、鼻づまりが起こります。小さな子どもでは、口を開けている、食事に時間がかかる、寝つきが悪いといった変化として現れることがあります。 夜間の口呼吸やいびきが続くと、睡眠の質が低下し、日中の眠気、機嫌の悪さ、集中しにくさにつながることもあります。
目のかゆみや咳を伴うこともあります
花粉症では、鼻の症状だけでなく、目のかゆみ、充血、涙などのアレルギー性結膜炎を伴うことがあります。 鼻水がのどへ流れることで咳払いが増えることもありますが、長引く咳やゼーゼーがある場合は、気管支喘息など別の病気が隠れていないか確認することが大切です。
原因
ダニ・ハウスダストによる通年性アレルギー性鼻炎
子どもの通年性アレルギー性鼻炎では、室内のダニやハウスダストが主な原因となります。寝具、布製品、カーペット、ぬいぐるみなどにたまったアレルゲンを吸い込むことで、季節に関係なく症状が現れます。
スギなどの花粉による季節性アレルギー性鼻炎
スギ、ヒノキ、イネ科、ブタクサなどの花粉が原因となり、花粉の飛散時期に合わせて症状が現れます。日本ではスギ花粉症がよく知られていますが、春以外にも原因となる花粉があります。 毎年ほぼ同じ時期に鼻水や目のかゆみが出る場合は、花粉症の可能性があります。
体質やほかのアレルギー疾患との関係
アレルギーを起こしやすい体質には、遺伝的な要素と生活環境などの複数の要因が関係します。家族に花粉症や喘息などがあるからといって、必ず発症するわけではありません。 アレルギー性鼻炎のある子どもは、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどを併せ持つ場合があるため、鼻以外の症状も確認します。
日常生活での注意点
寝具と室内を清潔に保ちましょう
ダニやハウスダストが原因として考えられる場合は、床や寝室を定期的に掃除し、寝具を清潔に保ちます。掃除機をかける際は、子どもを別の部屋に移すなど、舞い上がったほこりを吸い込まない工夫も大切です。
花粉を室内へ持ち込まない工夫
花粉の飛散が多い日は、外出時に帽子やマスクを適切に使用し、帰宅時には衣服や髪についた花粉を払いましょう。洗顔や手洗いを行い、洗濯物の干し方や換気の時間帯を工夫することも役立ちます。
保育園や学校は症状に合わせて判断します
アレルギー性鼻炎そのものは人にうつる病気ではないため、通常は登園・登校を休む必要はありません。ただし、発熱や強いだるさがある場合は感染症の可能性もあります。 眠れないほどの鼻づまりや、授業に集中できないほど症状が強い場合は、生活への影響を減らすためにも早めにご相談ください。
治療方法
症状の経過と原因を確認します
診察では、症状が始まった時期、悪化しやすい季節や場所、鼻水の状態、目のかゆみ、咳、喘息や皮膚症状の有無などを確認します。 必要に応じて、血液検査などによるアレルゲンの確認を検討することがあります。ただし、検査結果だけで診断するのではなく、実際の症状や経過を合わせて判断します。
年齢と症状に合わせた薬物療法
症状に応じて、抗アレルギー薬の飲み薬、鼻の炎症を抑える鼻噴霧用ステロイド薬、鼻づまりに用いる薬などが検討されます。 抗アレルギー薬には眠気が現れるものもあるため、年齢、生活状況、症状の強さに合わせて薬を選択します。点鼻薬は正しい向きや方法で使用することが重要です。
アレルゲン免疫療法・専門的な治療
原因がスギ花粉またはダニで、一定の条件を満たす場合には、舌下免疫療法が治療の選択肢になることがあります。これは原因となるアレルゲンを少量ずつ舌の下に投与し、アレルギー反応を和らげていく治療です。 数年間にわたる継続が必要で、副作用や適応年齢、喘息などの状態を含めた事前の判断が欠かせません。専門的な検査や耳鼻咽喉科での評価が必要と考えられる場合には、状態に応じて連携を検討します。
受診の目安
透明な鼻水や軽いくしゃみが一時的に見られるだけで、元気や食欲が保たれている場合は、室内環境を整えながら少し様子を見ることもできます。 一方、次のような場合は早めに小児科へご相談ください。 ・鼻水、くしゃみ、鼻づまりが1~2週間以上続く ・毎年同じ季節に症状を繰り返す ・鼻づまりで眠れない、口呼吸やいびきが続く ・黄色や緑色の鼻水、顔の痛み、発熱がある ・耳を痛がる、聞こえにくそうにしている ・長引く咳やゼーゼーを伴っている 呼吸が苦しそう、会話や水分摂取が難しい、顔色が悪い、急に唇や顔が腫れたなどの症状がある場合は、アレルギー性鼻炎以外の緊急性の高い状態も考えられます。夜間・休日であっても、救急相談や救急受診を検討してください。
川崎市中原区・周辺地域で子どものアレルギー性鼻炎にお悩みの方へ
川崎市中原区や元住吉周辺で、お子さまの長引く鼻水、くしゃみ、鼻づまりにお悩みの方は、わかばこどもクリニックへご相談ください。軽く見える鼻症状でも、睡眠や食事、園・学校での生活に影響していないか経過を確認することが大切です。 川崎市幸区・川崎市高津区・横浜市港北区など、周辺地域にお住まいの保護者の方からもご相談いただけます。小児科・アレルギー科として、お子さまの年齢や症状、生活状況に合わせて診察し、治療や環境整備について検討します。「風邪かアレルギーかわからない」という段階でも、抱え込まずにご相談ください。
よくあるご質問
子どもの鼻水は、小児科に相談してもよいですか?
はい、ご相談いただけます。小児科では、鼻の症状だけでなく、発熱、咳、喘息、皮膚症状なども含めて全身の状態を確認します。透明な鼻水やくしゃみが長引く場合、毎年同じ時期に繰り返す場合は一度ご相談ください。
アレルギー性鼻炎と風邪はどう見分けますか?
アレルギー性鼻炎では、透明な鼻水、連続するくしゃみ、鼻や目のかゆみが続きやすく、通常は発熱を伴いません。ただし、症状だけでは区別しにくく、両方が重なることもあります。経過や診察結果をもとに医師が判断します。
保育園や幼稚園、学校は休ませるべきですか?
アレルギー性鼻炎は人にうつらないため、体調がよければ通常は登園・登校できます。ただし、発熱がある場合や感染症が疑われる場合、鼻づまりで眠れず体調が悪い場合は、無理をせず受診をご検討ください。
処方された薬は症状がない日も使いますか?
薬の種類や治療目的によって異なります。症状が出る時期に継続して使用する薬もあるため、自己判断で中止や増減をせず、医師から説明された方法で使用してください。眠気など気になる症状が出た場合もご相談ください。
アレルギー性鼻炎は繰り返しますか?
原因となるダニや花粉への接触が続くと、症状を繰り返すことがあります。環境整備と適切な薬物療法を組み合わせ、症状の程度や生活への影響を定期的に確認することが大切です。治療を続けても症状が強い場合は、治療内容を見直します。
監修医情報

わかばこどもクリニック院長の宮沢 啓貴(みやざわ ひろたか)です。私はこれまで、薬剤師として約10年間、小児の調剤・製剤業務に携わるとともに、研究所にて食物アレルギーなどの研究にも従事してまいりました。 その後、より深く小児医療に関わりたいという想いから医学の道を志し、医師となってからは小児科一般診療をはじめ、主にアレルギー診療に携わってきました。 当院では、前院長より受け継いだ「家族にやさしい医療」を大切にしながら、お子さま一人ひとりに寄り添った丁寧な診療を心がけています。また、薬剤師として培った薬の知識も活かし、お薬の選択や使い方についてもわかりやすくご説明いたします。 お子さまの成長や健康について、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
資格・所属学会
- 日本専門医機構認定 小児科専門医
- 日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医
- 薬剤師
- 日本小児科学会
- 日本小児アレルギー学会
- 日本小児臨床アレルギー学会
- 日本東洋医学会
- 日本小児東洋医学会
- 日本小児心身医学会